リリースノート
XINFO V4R2
発行日
2020年6月2日
製品名
バージョン
V4R2
主な改善点
【製品構成関連】
- 共有パッケージを追加
同メーカー製品共通で使用されるパッケージが追加されました。
パッケージには稼働に必要なロードモジュールが含まれているため、XINFO本体と併せてこちらのインストールも必要となります。
- TCP/IP通信用メンバーを更改
V4.1まで使用されていたTCP/IP通信用のメンバー「ROTJSHD」、「ROTJSHB」に代わり、「HORJLST」が使用されるようになりました。この「HORJLST」は、共有パッケージに含まれます。
【ISPFパネルメニュー関連】
- データロード日時の表示可否オプションを追加
パネルメニューに関する設定画面「Define Options for Dialog」に、スキャンデータをロードした日付・時間の表示可否を選択することができるオプション「Load Data」を追加しました。
- バッチプログラム「XXRIWT1」のSQL文のサイズ上限を増加
パネルメニューで使用されるバッチプログラム「XXRIWT1」が、最大2MBのSQL文を使えるようになりました。
- 数値データの表示を改善
パネルメニューにおいて、数値データは定義されたフィールドの長さに関わらず、左揃えで表示されるようになりました。
【スキャナー関連】
- IWSスキャナー:IWS V9.5の新機能に対応
IWSスキャナーはIWS V9.5に対応し、オペレーションが期限内または指定時刻までに完了・開始されない場合にアクション・アラートを生成するためのフィールドを、同スキャナーに追加しました。
- IWSスキャナー:ワークステーションに関するデータのロードを強化
新たに、ワークステーションのDurationをロードし、JCL変数テーブル、実行日オフセットの拡張フィールド、刷新されたJOB実行時間のDurationといったデータを、IWSスキャナーに追加しました。
- Control-Mスキャナー:Control-M V9.0.19の新機能に対応
Control-MスキャナーはControl-M V9.0.19に対応し、アクション「DO MAIL」に関する情報を出力するようになりました。
- POスキャナー:POデータセットISPFメンバー統計の追加
POデータセットのISPFメンバー統計情報を、POスキャナーに追加しました。
- JCLスキャナー:POデータセットISPFメンバー統計の追加
POデータセットのISPFメンバー統計情報を、JCLスキャナーに追加しました。
- JCLスキャナー:z/OS V2.3、z/OS V2.4の機能強化に対応
JCLスキャナーは、z/OS V2.3、およびz/OS V2.4にて強化されたJCLの機能に対応しました。
- SMFスキャナー:出力する時間単位を変更
SMFスキャナーは、CPU時間、待機時間、JOBまたはSTEPの所要時間をセンチ秒(cs)で出力するようになりました。
なお、この変更を既存のSMFデータに反映するには、ジョブ「XXRJUPD」を実行する必要があります。
- SMFスキャナー:フィールド「SMF30_Highest_Task_CPU」を追加
SMFスキャナーは、CPU負荷の高いタスクを識別するためのフィールド「SMF30_Highest_Task_CPU」を出力し、タイプ30レコードのサブタイプ2のSMFインターバルを処理するようになりました。
- Beta93スキャナー:フィールド「LREFD」の追加
Beta93スキャナーは、新たにフィールド「LREFD(Last_Referenced_Date)」を追加しました。
- Beta92 EJMスキャナー:Beta92 EJM V7.1に対応
Beta92 EJMスキャナーは、Beta92 EJM V7.1に対応しました。
- Beta92 EJMスクリプトスキャナー:セクションの追加
Beta92 EJMスクリプトスキャナーは、セクション「##PSSTEP」、「##EVENTSTEP」、「##REMOTESSH」、「##JSLPARM」を追加しました。
- CICSスキャナー:CICS V5.5に対応
CICSスキャナーは、CICS V5.5に対応しました。
- Db2スキャナー:テーブル「SYSTABLES」のフィールドを拡張
Db2スキャナーは、新たにテーブル「SYSTABLES」のフィールド「CREATEDBY」、「CREATEDTS」、「ALTEREDTS」を出力するようになりました。
- スペーススキャナー:バックアップデータおよび移行データのテーブルを統合
スペーススキャナー(CA DiskおよびHSM)は、バックアップデータと移行データを1つのテーブルに統合しました。
- スペーススキャナー:DCOLLECTのデータ取得を拡張
スペーススキャナーは、DCOLLECTのデータから新たに「ATTRIBUTES」、「ENCRYPTIONDATA」を出力するようになりました。