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VTFM-NewGen
zVTLデバイスが不要に!
用途に応じてテープ保管先を自由に選択可能な次世代のテープソリューション
VTFM-NewGenには、以下の4つの特徴があります。
テープへの同時リードアクセス
柔軟なデータ保管先
CPUのオフロード
メインフレームディスクに加えて用途に応じFTPサーバーやクラウド、オブジェクトストレージといったオープン系のストレージや、リモートサイトへの保管が可能です。
同一の仮想テープボリュームに対し複数のテープ処理で同時にリードアクセスすることが可能です。
zIIPやzEDCを使用してテープ圧縮処理にかかるCPUをオフロードします。
VTLデバイス(テープ筐体)が不要
ソフトウェアによるテープエミュレーションによりVTLデバイスを廃止でき、ハードウエア更改が不要となります。
VTFM-NewGenとは

VTFM-NewGenは、メインフレームディスク領域上にIBM互換のテープ装置をエミュレートする、仮想テープソフトウェアです。
バックアップ向けにオープン系ストレージへの外部保管機能があります。
外部保管機能(e-Vault機能)

ホストディスクシステム上にある仮想テープデータセットを、外部ストレージに保管する機能です。
VTFM Cloud Data Storage(CDS)

VTFM-NewGen Cloud Data Storage(CDS)は、仮想テープデータセットに限らずあらゆるタイプのz/OSデータセットをクラウドやS3オブジェクトストレージに転送・保管することができます。
CDS機能でクラウド上に保管されたCDSデータセットは、e-Vault Cloud Connectorと同様にz/OS上へリストアすることが可能です。
また、DIやデータ分析の為に、 CDS機能を使用してz/OS上のデータをオープンシステム環境へ転送・活用することができます。


VTFM Cloud Data Storageには、以下の4つの特徴があります。
DRとしての活用
CDSデータセットの管理
オープンシステムでの活用
クラウドに接続されたどのサイトでもCDSデータセットのリストアができ、クラウドを外部保管ストレージとしてDRサイトを構築することができます。
リストア用のメタデータを除いてクラウドへストアすることで、保存したデータセットをオープンシステムでDIやデータ分析の為に活用できます。
クラウドに保存したCDSデータセットは、有効期限や世代を設定することで管理できます。また、CDSデータセットのリストア・削除・世代管理を行えるISPFダイアログが提供されます。
クラウド環境へのストア・リストア
すべてのタイプのz/OS DASDデータセット(シーケンシャル、PDS、PDS/E、VSAM)をクラウド環境に保存・リストアします。


CDS機能管理ユーティリティ - HVTUCDS
CDS機能の実行や管理には、HVTUCDSユーティリティを使用します。
右のJCLは、HVTUCDSを使用してCDSデータセットをクラウドストレージへ保管するサンプルジョブです。

FUNC: 保存・リストア・削除など、実行するアクションを選択します。
LOCID: 対象のクラウドストレージのロケーションを指定します。
DSN: 対象のデータセット名を指定します。
ここでは*や**などのマスクが使用できます。
FORMAT: 保存するCDSデータセットのフォーマットを指定します。
DSS - リストア可能な形式で保存
FLAT - データ変換に対応した形式で保存
RETPD: CDSデータセットの保存期限日数を指定します。


CDS機能を活用したシステム構成例
メインフレーム本番環境から、DRサイト復旧用データセットをリストア可能フォーマットでクラウドストレージへ保管します。
DRサイトへ復旧する場合、CDS環境復旧ユーティリティを使用して、復旧に必要なCDSデータセットをリストアします。
平時ではDRサイトのDiskシステムを使用せず、より安価なクラウドストレージに復旧用データセットを保管することができます。

オープン環境で活用したいデータセットについては、リストア用のメタデータを含まないフォーマットでクラウドストレージへ保管します。
このCDSデータセットは、オープン環境からダウンロード・分析・DIなどに活用することができます。

CDS機能では、この2つの目的を実現する環境構築をまとめて実現できます。


テープ装置間の移行における中間ポイントとしてのVTFM-NewGen活用

テープ装置を最新のハードウェアへ更改する案件で、マイクロの問題があり移行が困難な場合にお勧めのVTFM-NewGen活用案です。
VTFM-NewGenはマイクロの影響を受けないため、一時的な移行先としてVTFM-NewGenを利用し問題をクリアできます。
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