SmartDFDSS
多くのお客様ではDFDSS(DFSMSdss)を利用してバックアップを行っていると思います。
DFDSSのバックアップJCLの変更なしで、バックアップの管理向上、パフォーマンス向上、コスト削減になるソリューションSmartDFDSSをご紹介します。
現在のDFDSSバックアップ
- どのバックアップテープに何がバックアップされているかわからない。
- 複数のバックアップテープのどれが最新かわからない。
- 不要なバックアップが多数あり、仮想テープ(VTSなど)の容量を圧迫している
SmartDFDSS
SmartDFDSSはModel9と設定実施サービスを合わせたソリューションです。
- JCLの変更はありません。
既存のDFDSSバックアップJCLをそのまま使用できます。
- コストダウン
バックアップ先はZに接続されているテープ(仮想テープ)ではなく、よりバイト単価が安いオープン系ストレージで大幅にコストダウンが図れます。
- 管理面向上
どこに何がバックアップされているか? バックアップの管理を自動的に行えます。
- 操作向上
z/OS、オープン系のどちらからでも行えます。
- バックアップ時間の短縮
データ管理にかかるMIPSの削減
データセット差分バックアップにかかるCPU TIME(秒)
ベンチマーク
<検証環境> z15 T02 / 1 zIIP / 10GB OSA / DS8910F (CPU TIME に大きな差はありません)
何故できるのか
SmartDFDSSは、既存のバックアップJCLを変更することなくバックアップ管理を行い、バックアップ先をメインフレーム接続テープではなく、Open系接続ストレージに変更します。
SmartDFDSSはSMSの機能を使用します
- 全面的にSMS管理にする必要はありません、部分的にSMS設定を行います。
より高速に
- Z機に備わっている高速ネットワークを使用します
- Z機に備わっているzIIPプロセッサーの機能を使用します