z/OS構築・バージョンアップ
弊社では、お客様のメインフレームをハードウェアの計画段階から稼働運用時の技術定期支援、常時Q&Aサービスまで一貫したサービスを提供します。豊富な経験に裏打ちされたハードウェア&ソフトウェア基盤技術サービス体制のもと、他社では得られない「効率性」「安全性」「低価格」を追求したユニークなサービスメニューで、お客様ニーズにお応えしています。
SoftPlex z基盤構築の歴史
JOBCAT/STEPCATの廃止
2005年出荷のz/OS V1R7におけるJOBCAT/STEPCATのサポート廃止に伴い、SoftPlexでは、「Smart CAT」というツールを作成し、カタログの調査から定義変更等、ALIAS化への一連のワークロードを軽減するソリューションを提供いたしました。
2005年出荷のz/OS V1R7におけるJOBCAT/STEPCATのサポート廃止に伴い、SoftPlexでは、「Smart CAT」というツールを作成し、カタログの調査から定義変更等、ALIAS化への一連のワークロードを軽減するソリューションを提供いたしました。
JCLオーバーライド動作への対応
2007年出荷のz/OS V1R8において、JCLのPROCのオーバーライドの方法が変更され、PROC内のDDの順序と呼び出し側の順序が一致しないとオーバーライドされなくなりましたが、SoftPlexでは、「V8PROCHK」というツールを用いて、問題となるJCLをすべてTYPRUN=SCANで実行し、JCLの展開形をすべてチェックするソリューションを提供いたしました。
2007年出荷のz/OS V1R8において、JCLのPROCのオーバーライドの方法が変更され、PROC内のDDの順序と呼び出し側の順序が一致しないとオーバーライドされなくなりましたが、SoftPlexでは、「V8PROCHK」というツールを用いて、問題となるJCLをすべてTYPRUN=SCANで実行し、JCLの展開形をすべてチェックするソリューションを提供いたしました。
言語のLE化
LE(Language Environment)への移行に際し、SoftPlexでは、「Smart LE」というツールを作成し、移行対象の現状を事前調査し、移行方針、移行手順、移行先システム設定、移行負荷を検討の上、ロードモジュール、ソースの移行まで支援するソリューションを提供いたしました。本ソリューションにおいて、プログラムの分析結果を日本語レポートとして提供し、さらにコンパイル、リンクが必要なモジュール用の実行JCLを自動生成することにより、お客様のLE化を推進いたしました。
LE(Language Environment)への移行に際し、SoftPlexでは、「Smart LE」というツールを作成し、移行対象の現状を事前調査し、移行方針、移行手順、移行先システム設定、移行負荷を検討の上、ロードモジュール、ソースの移行まで支援するソリューションを提供いたしました。本ソリューションにおいて、プログラムの分析結果を日本語レポートとして提供し、さらにコンパイル、リンクが必要なモジュール用の実行JCLを自動生成することにより、お客様のLE化を推進いたしました。
年 | z/OS Version | SoftPlexの歴史 | 基盤構築累積社数 |
2001年 | z/OS 1.1 | ||
z/OS 1.2 | |||
2002年 | z/OS 1.3 | Easytrieve Plusの代替製品 「Turbo-MU」(後のSmart MU)を出荷、ISVリプレースを本格化。 | |
z/OS 1.4 | ISV製品からIBM製品へのマイグレーションサービスを開始。 | ||
2003年 | JCLチェックツール 「Smart JCL」の出荷開始。後に63社に提供し業界No.1シェアとなりました。 | ||
2004年 | z/OS 1.5 | 日本IBMとの協業が大幅に増加し、中央区日本橋箱崎町へ本社移転。 | |
z/OS 1.6 | LE(Language Environment)への移行に際し、「Smart LE」というツールを作成し、お客様のLE化を支援。これは後に10社に提供しました。 | ||
2005年 | z/OS 1.7 | JOBCAT/STEPCATのサポート廃止に伴い、「Smart CAT」というツールを作成し、ALIAS化への一連のワークロードを軽減。これは後に7社に提供しました。 | |
2006年 | z/OS 1.8 | 日本IBMと正式にソフトウェア・ビジネス・パートナー契約締結。 | |
JCLのオーバーライドの問題に対し、「V8PROCHK」というツールを用いて、全てTYPRUN=SCANで実行し、展開形をチェックするソリューションを提供。これは後に4社に提供しました。 | |||
2008年 | z/OS 1.10 | 日本IBMとシステム・ストレージ・パートナー契約締結。 | |
2009年 | z/OS 1.11 | 日本IBMのzテクニカル・コミュニティ・パートナー契約締結。 | |
System zサーバ、DS8000、VTS等のハードウェア販売を開始し、ハードウェアとソフトウェアを合わせたインフラ全体のワンストップソリューションを提供。 | |||
2010年 | z/OS 1.12 | 日本IBMとSystemZソリューション・プロバイダー契約締結。 | |
高速テープ移行ツール「TelTape」を初出荷、同時にVTS更改時の移行サービスをスタートし、テープ装置マイグレーションソリューションを提供。 | |||
1社 | |||
2012年 | z/OS 1.13 | 4社 | |
2013年 | z/OS 2.1 | 日付シミュレーションツール「Softdate」を初出荷、日付と時刻でのアプリケーション動作のテストおよび検証環境を提供。 | 5社 |
2015年 | z/OS 2.2 | ソフトウェア資源を管理するツール「P-Tracker」を初出荷し、バージョンや使用状況、使用ユーザ情報などの管理に貢献。 | 8社 |
2016年 | Db2サブシステムの高速複製ツール「BCVシリーズ」を初出荷、Db2のバージョンアップを効率化。 | 12社 | |
2017年 | z/OS 2.3 | 高速ソートツール「Syncsort」シリーズを販売開始し、パフォーマンスの改善のみならず、CPUコストを削減することでWLCによるMSU課金の削減も実現。 | 13社 |
2018年 | 社内検証機として、「zD&T」を導入。 | 16社 | |
2019年 | z/OS 2.4 | IBM社がイスラエルLog-On社に「VTFM」(後のVTFM-NewGen)を移管したため、使用している日本でのユーザーへのサポートを弊社にて行い始めた。 | |
2020年 | ISVとして初めて自社メインフレーム(IBM z15-T02)を導入し、ソフトウェア製品の品質向上を図るとともに、実機を活用したソリューションメニューを拡充。 IPL時に起こりうるエラーを事前に検知することができる「Smart IPL」を発表し、IPL障害対策にかかる問題を解決。 | 17社 | |
18社 | |||
2021年 | z/OS 2.5 | 弊社メインフレーム(IBM z15-T02)にて、z/OS 2.4からz/OS 2.5へのバージョンアップを実施。そのバージョンアップ手法を紹介するセミナー「2週間で構築!Smart V-UP ソリューションによる迅速なOSバージョンアップ」を開催し、多くのお客様にご参加いただきました。 |
サービス例
OS・ミドルウェア基盤導入・カスタマイズサービス
新サーバー導入あるいは移行時のターゲットに対して、ハードウェアの初期設定、基盤ソフトウェア導入、環境カスタマイズ(パラメータ詳細設定)、さらに使用ISV製品の導入、移行への作業支援を実施いたします。IBM社製品に限定しない、ワンストップでのサービスご提供が可能です。
インフラ構築計画支援サービス
現行業務システム稼働状況、ハードウェア、ネットワーク稼働状況を調査し、新基盤への移行計画の策定支援を行います。弊社ユニークなツールを活用したサービスです。
システム移行環境構築サービス
ハードウェア入替に際して発生する、インフラ環境の移行、データ移行を効率化いただくため、IBM社純正再生機器を活用した併設、増設環境の構築を技術支援とともにご提供いたします。お客様データセンターの移転時の技術サービスにもご活用いただけます。
業務・運用テスト支援サービス
お客様が実施される業務テスト・運用テストをより簡素化、短期化いただくため、弊社のユニークなツールを活用した支援サービスをご提供いたします。